愛の鞭もムチはむち
私は親に沢山甘えてる。
甘える私を少しずつちゃんとしようと考えて言ってくれてるんだよね。
分かってても、素の煽りスキルが高すぎるんだよ。
親の愛の鞭って泣きたくなるほど痛い。
だけど、独断と偏見も混じってて相手には自分の本意が見えてないことを意識しないと、それは受ける側にとってはただの暴力なんだよ。
それで恨まれてる可哀想な親だって沢山いるんだろうな。毒親かどうかは別として。
甘える前提で全てを進めるから、お母さんは厳しいことを言ったんだな。
なんで正直に言えないんだろう。
私はいつでも正直過ぎて損するタイプなんだけど、なんか含みのある煽り文句が続いてイラっときてしまったんだよね
あとは私がお母さんのこと舐めてんだな。お父さんの悪い部分を受け継いじゃったの無理。
家族って近しい存在だからこそいじめ的なことが起きやすいって小宮さんが言ってた。
私の家はお父さんが大黒柱兼1番頭いい人だし、頭の回転早いから、お父さん相手に反論するの苦手。
そんなお父さんがお母さんをいつも馬鹿にする姿を見て、みんなお母さんを内心見下してる。お父さんがひどいこと言っても笑う。
そうやってちょっかいを出さなきゃ笑いを作れないみたいな状態は、多分長年同じ環境で連れ添ってたら話すことが無くなるから出てくるのかもしれないけど、私はそうはなりたくない。
お母さんは馬鹿な発言も沢山するけどちゃんと考えて行動してる。年齢が何か変えてしまったこともあるかもしれないけど、それでも、私は小さい頃お母さんみたいな立派な人になりたかった。
お父さんも根っこは優しい人。みんなの幸せを願ってるし、家族を守ろうと思ってる。けどトゲも沢山ある。自分の見えてるもの考えてることが全てだと思う節がある。
私はスルースキルと悪い雰囲気を立て直すことを覚えなきゃって思ってる。むしろ今までは自然とそういうキャラだった。相手を否定はせずとも肯定もしない。とりあえずポジティブ人間みたいな感じだった。
けどある時否定のトゲの嵐を浴びて、そのストレスから解放されるために必死にいろんな方向にトゲを放り投げてたら、こじらせナオンになってた。
私はポジティブでボケ連発系陽キャみたいな時と、誰かに言われるであろう陰口を先に考えたり言ってしまって心の防衛ネットを張る時の自分がいる。
小宮さんにもお父さんにも逃避癖があるって言われた。
だって向き合うのって怖いもん。
分かってるのに変えようとしない自分がいる。これを言ってる時点でこれはもう予防網。
だから私は少しずつ、色々かじりながらいつでもどこにでも逃げられる準備をするの。
だって、目の前のことが消えたら次何をするの?決めるまで迷う時間の方が怖くない?露頭に迷うの?それって非効率じゃない?
なんて言ったけどさ、社会人として生きる上でそんな部分はどうでもよくてさ、
仕事ができて求められたことかそれ以上の結果を出せるかどうかが大事なんだよね。
私は色々と普通の会社よりは自由度が圧倒的に高い場所に行くから、出勤とか最初の研修とかさえ頑張ればいいんだよ。
あとはやることやってさ、うまいことやってけば来年の冬にはきっとゆとりのある素敵な仕事になってるはず。
私の先輩は私が超ドライですぐ辞めるだとか、俯瞰した自分がいるとか、色々言ってたけど、あんまりそうだとも限らない自分がいる。
三年は乗り切ると思うの。辛いことはあっても、どこに行っても大差ない。したいことがあれば、どこでも生きていける。
なんで親の話からこんな話になったんだろ。
私の文章は散文だって言われたことがある。
確かにそうだな。頭の中では関連性のあることを少しずつ話してるつもりなんだけどな。
自分を認めるためにも少しずつ色々やってこうと思うよ。
おやすみなさい。