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リアルとフィクションの間で

『エターナルサンシャイン』

最近ハマってる映画のタイトルである。

 

 

この映画もだけど、何よりジムキャリーにハマっている。

きっかけはNetflixオリジナル映画の『ジム&アンディ』を観たことだった。

 

彼はコメディアンとして大成した人物だ。

彼は引き受けた役柄を撮影の為に演じただけでなく、本当に「アンディ」という人物としてリアルの日々を過ごす時期があったそうだ。確かもう一人迷惑おじさん役にもなっちゃう時期があったらしいが、名前を忘れたので割愛。

とにかくリアルとフィクションの間を彷徨った人物である。

役者として色々する前から家族を楽しませようと面白いことを沢山していたそうだが、もはやどれが自分でどれが演じているものなのか、めっちゃ考えたみたいです。

 

リアルにも役の中での立場や関係を作っていった中には、役者魂と本物の人の心の動きを捉えたかった彼の思いが見え隠れする。

その過去や歴史を知った上で観る彼の作品は格別である。

 

私が最近気に入ってる『エターナルサンシャイン』は、コメディとは程遠いラブロマンスである。でも、彼の動き一つ一つがとてもリアルで。そしてどこまでも神経質に様々なことを客観視してきたであろう彼の性格や過去が垣間見える。

なんというか、若い役者の若い一生懸命で荒削り?な演技も好きだけど、いい歳した人達のずっしりと、時に柔らかい演技にはうっとりするものがあるのだ。

 

けどそういう映画やら色んなフィクションなどを観まくっているからこそ、リアルで起きてる様々な問題はもちろんのこと、心を打つ大きな出来事は何にも代え難い価値を持っている。

ゲームの世界でレベル上げまくって強くなったって、結局リアルの自分は一発殴られたら涙出るくらいひ弱だし。物語を通じて学ぶものはあるが、私たちがそれをリアルに活かす所までが物語やフィクションの意義なのではなかろうか。

 

ジムキャリー絶対神経質でこだわりの強い人だ。2回離婚してるし。

それでも彼の演じる姿からは、彼の優しさが感じられる。

私もそういう、背中で語る人になりたい。

 

 

ということでみんな『エターナルサンシャイン』観てね〜〜〜〜〜〜!!!!!!!