メタモンが大好きって話
「苦手だとわかってる人を採用したいと思うか?」
まるで瞬間冷凍技術を備えた業務用電気製品のように、私の思考回路はカチコチになった。
よくあります、現実を突きつけられてさ、宇宙が見えた猫の画像みたいになることってさ。
言うてることもわかります、だって採用する側ならためらうもん。
私の文章って、なんというか理詰めする感じの展開をしない。淡々と事実から判断される物事を述べていくよりかは、「私が考えてること!」「これ、まぢやばみなんですけど!ウケる!」みたいな。
私のことを知ってる人なら私の声で再生されそうな、あいぽん節絵も絵もポエムが広がってるはずだ。
そう、客観的に色んなこと見ちゃう冷めてるあいぽんの存在がいると思ってる割には主観まくりな考え提案説明ばっかりなのだ。
えぇ〜〜
そりゃさぁ〜〜
「自分が世界の中心にいるとでも思っとんのかい」て言われたって、自分が言えることって自分が見えた世界の一端のことでしかないわけじゃん〜〜
主観でものを話すというのは、人間なら誰しもあることなんですよ。
事実を拡大解釈しちゃうのは良くないけど、事実という名の材料を仕入れてから献立を考える人を客観的というなら、自分の食べたいものを考えてから必要な材料を買う人が主観的なのかな?
いやいや、前者も結局材料の選別しとるやん、しかも自分の裁量で。
それって思い切り主観、というか自分の選んだ世界やん。
私たちは自分から色々選んでいるようで、いろんなものを与えられてるのかも知れないよね。
とっても急な話だけど。
私の存在はなんというか、常人の感覚と見た目を真似たメタモンみたいな感じだ。
メタモンは形の定まらない液体みたいに、どんな形にも順応する。いろんな人と同じ姿で話すというか、合わせるみたいなことをよくする。一緒にいる相手って、自分の鏡みたいに同じ存在だと思うからよく一緒にいるんだって某メ○タリストが言ってた。
で、なんとなく常人と同じ姿をとってる期間が長いと自分もそいつらと同じなんじゃないかと思うんだけど、もはや元の姿に戻っちゃうのが怖いことの現れでもある、みたいな。
ただ、メタモンにはメタモンに相応しくメタモン族がいるっていうか。そこをあなたのお家にしてもいいけど、本当にそこでいいのかい?みたいな感じに後ろ髪を引っ張ってくるのだ。
私はメタモンだから、同じ目線に立っていろんな人と楽しく過ごすというのは普通にしてきたし、家に帰ればメタモンはメタモンとして過ごせるから何不自由ないと思ってたんだけど、メタモンは擬態した奴らと全く同じパフォーマンスなのかと言われれば違くて。
真似るとか、一つを極めるとかそういうタイプじゃないんよね。
自分が無いわけじゃないんだよ、メタモンだよ。
けどメタモンらしさを出して!て言われたら、それは擬態しろってこと?それともこの魅惑のぷるるボディであんなことやそんなこと...?みたいな葛藤?あるんすよね。
そこで、私は人の話を聞くの好きなんですよね。相手に寄り添おうとし過ぎて自分も鬱という状態になってみて泥沼にハマったレベルなので。
しかもメタモンって、普通のポケモンと一味、いや全然ちゃうやん?私のこのブログも相当でわないのかね?
だから記者みたいなのでさ、いろんな話とか物に触れて、それを不思議な目線からお届けするメタモンっていうスタンスはどうかね?
そう思って今は個性爆発できる雑誌の編集系で探してるわけだす。
お堅〜〜い意識高い高〜〜い系ぱぶりしんとか、にゅーずぺぱーとかゎ、ちょっと目的とかないと分からんねぇ〜〜
ということで。夜行バスに揺られ、胃袋を揺られ、スマホを見ながら理科で習った現象を体感しながらこれを執筆しとるわけだすなぁ。
これを書き書きする前は、○ンタリストのようつべ観ながら色々考えてたんですよ。
そしたらやっぱりまず何かを選んで、ステップを踏んで行かなきゃいけない。診断テストはアテにならん、やって気づけということをやはり言われましてね。
今晩はやたらと進路とか仕事とかに関する動画ばっかり出てきたけど、これも与えられた物なのかな。
とにかく、すごく参考になる話をたくさん聞いたんだ。
やっぱりまずは手にとって経験すること、そして学びを得て次の選択に活かすこと。それしかない。
たまに思い出す、論文まがいの課題を提出した時にもらった感想。
「なんかな、よく分からないけど、おもろいねん。」
なんか、褒められたのか下手くそなのを一生懸命オブラートに伝えてきたかは定かではないけど、相手を妙に引き込む才能はあるようだ。それはまさにメタモンのぷるるボディのように...。